乱姦調教 牝犬たちの調教
2006.09.02 Saturday

[2006/Blue Forest Film=オーピー]
監督 : 竹洞哲也
脚本 : 小松公典
出演 : 青山えりな・倖田李梨・朝日かりん・松浦祐也・サーモン鮭山・小林節彦・吉岡睦雄
◇問題は、カードのめくり方……でしょか◇
恋人の自殺を止めるため樹海にやってきた青山えりな。がしかし、変態男・吉岡睦雄につかまってしまい、監禁・調教をされるハメに……すると、閉じ込められた部屋の障子の向こうには、女の影が……
つ〜ことで、「乱歩モノ」かな〜と思って観ることになるわけだけど、とりあえず、出演者の演技がみんな中々乙。竹洞監督の前作ではちょいとアレだった主演・青山えりなも怯えるヒロインをいい感じで演じてるし、何より、変態・吉岡睦雄が、結構スゴイ。城定秀夫監督のVシネ『新任女教師 二人だけの教育実習』とかを観たときも思ったんだけど、僕ぁ、この俳優さんをちょっと勘違いしてたみたい。今までは、要するに、「ダメ男を地で演じてるだけ」と思ってたわけだけど、んなこたぁなかった。引き出し、他にもあるのねん。『新任女教師〜』に続いて、本作でも「キモイ」感じを全身からエエ感じに滲み出していた。国映の監督陣って、この人を上手いこと利用してはいるけど、この人の良さを引き出してるわけではないのかなと、ふと思った。
つ〜ことで、2人 with 青山えりなの前に監禁されてた倖田李梨の間で、結構緊迫した密室劇が繰り広げられる。んがしか〜し、この緊張が突然プッツリ切れてしまう。それは、「障子の向こうの女」の姿が現れた瞬間。さんざん焦らしてたくせに、いざとなると、彼女は突然な〜んのタメもなく姿を現す。しかもこの女優さんが、「物語の鍵を握る女」を演じるには奥行きのなさすぎる感じで、も〜、興醒めもいいとこっす。んで、一旦緊張の糸が切れると、その後のいろんな種明かしも、演出の荒さというか、ぎこちなさばっかりが目に付いちゃって、ど〜にもこ〜にも……む〜、残念。
つ〜ことで、その後明らかになる正体も踏まえるに、「障子の向こうの女」は、やっぱり葉月螢あたりを使うべきだったんぢゃないだろかな〜。「新人女優」がノルマだったんなら、倖田李梨の役をそれに当てるべきだったように思う。さすれば、ショボイ編集で「女」が現れたとしても、何とか説得力があった気がする……あ、葉月螢、もしくは、吉沢明歩すかね……って、はいはい。さよですか、さよですか。
[★☆4]
[2006/7/16 - 浅草世界館]



最新コメント